審議会制度・市場審議中電力市場再エネ全般

第2回 中長期取引市場検討WG:商品・入札方法・市場範囲の3案を具体化

経済産業省 / 中長期取引市場検討ワーキンググループ / 公表 2026/6/25(木)

何が議論され、何が決まったか

公表資料から自動要約

2026年6月25日の第2回WGで、資源エネルギー庁は資料3「中長期取引市場の詳細検討①(商品、入札・約定、市場範囲)」を提示した。販売開始時期は取引年度の開始時点(4月1日)、販売期間は当該年度内(翌年3月31日まで)を基本とし、小売電気事業者の供給計画提出(毎年2月上旬)までは各商品が販売されている必要があるとした。市場運営者に最低限設定を求める負荷パターンは、3年前商品がベース商品、1年前商品がベース商品とミドル商品。ベース商品は全日0〜24時、ミドル商品は平日8〜20時の出力一定と定義した。事後調整(燃調)付商品は取り扱う方向とし、事後調整なし商品との双方の設定を市場運営者に求め、調整方式は燃料指標(Index)活用方式が望ましいとして商品数は最大2種類までとする案を示した。購入最小単位は100kW(受渡し30分単位で50kWh)、売り入札はアイスバーグオーダー方式(板に出す数量5MW以上)も選択可能、部分約定は認める方向。約定方式はザラバを基本とし、板寄せを行う場合はマルチプライスオークション(売り手は自らの売入札価格、買い手は約定価格の加重平均で精算)とする案を示した。市場範囲は(A)単一市場、(B)複数市場、(C)9エリア市場の3案を比較し、エリア指定入札は認めない前提で、あらかじめ基準エリア(各市場範囲で約定量が最大となるエリア)を設定して値差を清算する方法を提案した。

要点

  • 販売開始時期は取引年度の4月1日、販売期間は当該年度内(翌年3月31日まで)を基本。供給計画の提出時期(2月上旬)まで販売を継続。
  • 最低限設定を求める負荷パターンは3年前がベース商品、1年前がベース商品+ミドル商品(ベース=全日0〜24時、ミドル=平日8〜20時)。
  • 事後調整(燃調)付商品と事後調整なし商品の双方の設定を市場運営者に求める。調整方式は燃料指標(Index)活用方式が望ましく、商品数は最大2種類までとする案。
  • 購入最小単位は100kW(30分単位で50kWh)。アイスバーグオーダー方式は板に出す数量5MW以上。部分約定を認める方向。
  • 板寄せを行う場合はシングルプライスではなくマルチプライスオークション(売り手は自らの売入札価格、買い手は約定価格の加重平均)。
  • 市場範囲は(A)単一市場・(B)複数市場・(C)9エリア市場を比較。エリア指定入札は認めず、基準エリア(約定量が最大のエリア)との値差を清算する方法を提案。

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