審議会制度・市場審議中電力市場系統・接続再エネ全般

第14回 同時市場検討会:自己計画電源の入札方法とkWh価格算定の論点を整理

経済産業省 / 同時市場の在り方等に関する検討会 / 公表 2025/3/24(月)

何が議論され、何が決まったか

公表資料から自動要約

2025年3月24日の第14回検討会で、資源エネルギー庁と電力広域的運営推進機関は資料3「同時市場の制度に関する論点について」を提示した。相対契約が紐づく自己計画電源(発電事業者が自ら電源起動を確定させる電源)について、①同時市場への入札を必須とする案と、②発電計画等の情報登録のみを認める案を比較し、①では相対契約が契約価格と市場価格の差金決済を含むことになり法律・会計上の整理が必要、②では市場外で取引される電源に制約を及ぼす仕組みの検討が必要と整理した。いずれでも電源態勢は同じになるとした。自己計画電源の入札が制限される場合については、出力制御や系統混雑、需給ひっ迫時の制約の考え方を明確化し、どの地点・時間帯で制限されるかを事前に示す仕組みと、年単位の見通しの公表が重要とした。エリア内で系統混雑が発生した場合のkWh価格算定は、①系統制約がない場合を仮定した電源態勢のシャドウプライスをエリア単一価格とする方式と、②地点ごとの限界価格を地点ごとの需要で加重平均する方式を比較し、②の方が実態を反映した価格に近いとしつつ、年間を通じた市場価格や市場外補填の多寡を定量比較して決めるとした。TSO想定需要で追加起動される電源(ΔkW-Ⅰ)の確保方法と運転費用の回収方法も論点とされた。

要点

  • 相対契約が紐づく自己計画電源について、①同時市場への入札必須と②情報登録のみの2案を比較。どちらでも電源態勢は同じになると整理。
  • 自己計画電源の入札が制限される場合(出力制御・系統混雑・需給ひっ迫時)の考え方を明確化し、制限される地点・時間帯を事前に示す仕組みと年単位の見通し公表が重要とした。
  • 地内系統混雑時のkWh価格は、①系統制約なかりせばのシャドウプライス方式と②地点別価格の需要加重平均方式を比較。②が実態に近いとしつつ定量検証で判断。
  • TSO想定需要により追加起動される電源(ΔkW-Ⅰ)は並列指示で確保する案。費用負担は小売の需要予測誤差に対応する性質を考慮して検討。
  • 運転パラメータは原則として電源の仕様・性能に基づき登録し、約定結果に従えない場合は個別調整を行う方向。

続きは、無料登録で読めます

メールアドレスだけで登録できます。

  • 事業者への意味と、関わる論点
  • 出典(一次資料)
会社名・部署名・役職、週次ダイジェスト(任意)
受け取る内容(未選択ならすべて)
分野(未選択ならすべて)
細かく選ぶ(分野の中の設備・テーマ)
太陽光
系統用蓄電池
電力市場・系統・FIT/FIP
企業の脱炭素(再エネ調達)
その他の電源
その他

再エネ全般(エネルギー基本計画など、特定の電源に紐づかないもの)は分野の選択にかかわらずお送りします。登録後もメール末尾のリンクからいつでも変更できます。

届いたメールのボタンを押すと、続きが読めます(登録済みの方も同じ)。個人情報の取り扱いに同意のうえ送信してください。