審議会制度・市場審議中電力市場系統・接続再エネ全般

第20回 同時市場検討会:導入を5フェーズのロードマップとし第2フェーズで最終判断する方針

経済産業省 / 同時市場の在り方等に関する検討会 / 公表 2025/9/22(月)

何が議論され、何が決まったか

公表資料から自動要約

2025年9月22日の第20回検討会で、資源エネルギー庁と電力広域的運営推進機関は資料3「今後の検討の進め方等について」と資料4「第二次中間取りまとめ(案)」を提示した。同時市場はJEPXと需給調整市場(EPRX)を代替する市場であり、導入には入札受付・約定処理・価格算定・精算に加えて高度な計算処理機能を持つシステム開発が必要と整理。導入に必要な作業を①市場制度の詳細設計、②同時市場システムの開発、③運営主体の決定・市場開設準備の3点とし、約定処理機能の開発が特に重要かつ難易度が高いため、他の市場機能と開発プロセスを分けることも検討するとした。ロードマップは第1フェーズ(業務設計)、第2フェーズ(要求定義)、第3フェーズ(システム開発)、第4フェーズ(事業者連携・最終準備)、第5フェーズ(導入)の5段階で、第2フェーズの検討結果を踏まえて同時市場の導入可能性を最終判断するとした。第1・第2フェーズは資源エネルギー庁と広域機関を事務局とし、企業秘密に関わる検討があるため非公開の会議体で詳細検討を行い重要論点と進捗を公開の検討会で議論する形が示された。参考として、次期中央給電指令所システムの開発が、海外パッケージソフトのカスタマイズ範囲の大幅増加により基本設計に時間を要している状況も示された。

要点

  • 同時市場はJEPXと需給調整市場(EPRX)を代替する市場と位置づけ。導入には高度な計算処理機能を持つシステム開発が必要。
  • 導入作業は①市場制度の詳細設計、②システム開発、③運営主体の決定・市場開設準備の3点。約定処理機能は他機能と開発プロセスを分けることも検討。
  • ロードマップは第1フェーズ(業務設計)〜第5フェーズ(導入)の5段階。第2フェーズ(要求定義)の結果を踏まえ導入可能性を最終判断。
  • 第1・第2フェーズは非公開の会議体で詳細検討し、重要論点と進捗を公開の検討会で議論する形。
  • 次期中給システムは海外パッケージソフトのカスタマイズ範囲が大幅に増加し、2025年11月の要件定義・基本設計完了に向け検討中と報告された。

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