容量市場(メイン・追加・補完オークション)

4年後の供給力(kW)を確保する容量市場の制度設計。メイン・追加・補完オークションのルール、リクワイアメント・ペナルティ、包括的検証による見直し。

前提この制度の基本的な仕組み(開く)
実需給の4年前にメインオークション、1年前に追加オークションで供給力を調達し、落札電源は容量確保契約金額を受け取る代わりに実需給期間のリクワイアメント(供給力の維持、計画停止、市場応札、供給指示への対応)を負う。小売電気事業者等が容量拠出金を負担する。2020年度創設で2024年度から実需給運用が始まり、2025年度に広域機関が初回の包括的検証を実施。制度設計は制度検討作業部会(国)、詳細設計・運営は容量市場の在り方等に関する検討会(エネ庁・OCCTO共同事務局)と調整力及び需給バランス評価等に関する委員会(OCCTO)。

主な政策・制度の論点(5)

段階:決定取りまとめ審議中検討予定公表/ 各論点は「要するに」→「現状」→「経緯」の順に詳しくなります
▶容量市場の補完オークションの調達基準はどう決まるか審議中
要するに厳しい気象時の需要に対する予備率3%を基準に、不足分として500万kW程度を確保する案。費用は容量拠出金で回収し、予備電源制度を取り込む。

問い容量市場の補完オークション(メインオークション後に不足分を追加調達する仕組み)の調達基準はどう決まるか

現状(2026-10-07 時点)
厳気象H1需要に対する予備率3%を基準とし、5%の水準まで確保する案が提示された(第122回調整力等委、2026年9月29日)。調達基準は同委で市場退出容量の最大値533万kWから発動指令電源の応札最大47万kWを控除した486万kWが示され、2026年10月7日の第7回電力安定供給WGでは、続きは登録で読めます
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経緯(会議ごとの記録・4 件)と分類
分類:テーマ 容量市場(メイン・追加・補完オークション) / 電源・設備 系統用蓄電池火力 / 市場・制度 容量市場 / 論点種別 調達量・募集量
  • 2026-10-07第7回 電力安定供給ワーキンググループ(資料5 今後の供給力確保について) 審議中
  • 2026-09-29第122回 調整力及び需給バランス評価等に関する委員会 審議中
  • 2026-08-24第121回 調整力及び需給バランス評価等に関する委員会 審議中
  • 2026-08-24第121回 調整力及び需給バランス評価等に関する委員会(議事録掲載) 公表

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「現状」は経緯全体から書き直す上書き型、経緯は追記型。一次資料のみを根拠とし、二次情報は経緯に入れません。

▶容量市場の売り惜しみと価格つり上げはどう監視されるか決定
要するに原則500万kW以上の大手が対象で、応札前後に監視委員会が確認する。直近の事前監視では4電源に応札を、一部に価格の修正を求めた。

問い容量市場のオークションで、市場支配力を有する事業者による売り惜しみ(正当な理由なく応札しない・期待容量を下回って応札する)と価格つり上げは、どのような基準で監視され、問題があるとされた場合にどう是正されるか

現状(2026-10-05 時点)
電力・ガス取引監視等委員会が「容量市場における入札ガイドライン」に基づき、応札受付期間の前後に事前監視と事後監視を行う。対象の市場支配力を有する事業者は原則500万kW以上の発電規模の事業者(前年度メインオークションの結果等から500万kW未満でも該当と判断される場合がある)で、売り惜しみは応札しない電源が正当な理由①~⑤に当たるか、続きは登録で読めます
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経緯(会議ごとの記録・2 件)と分類
分類:テーマ 容量市場(メイン・追加・補完オークション) / 電源・設備 火力 / 市場・制度 容量市場 / 論点種別 市場設計
  • 2026-10-07第7回 電力安定供給ワーキンググループ(資料5 今後の供給力確保について) 審議中
  • 2026-10-05電力・ガス取引監視等委員会「容量市場2026年度メインオークション(対象実需給年度:2030年度)に係る事前監視の結果について」 公表

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「現状」は経緯全体から書き直す上書き型、経緯は追記型。一次資料のみを根拠とし、二次情報は経緯に入れません。

▶容量拠出金の負担額はどう算定され請求されるか公表
要するに全国の総額をエリアのH3需要比率で配分し、長期脱炭素電源オークション分も同じ式に組み込む。2027年度分の算定式は10月13日からの意見募集で示された。

問い容量市場の容量拠出金(小売電気事業者・一般送配電事業者・配電事業者が容量確保費用を負担する仕組み)の算定方法と請求・支払の手続は、年度ごとにどのような手順で定められるか

現状(2026-10-13 時点)
対象実需給年度2027年度の容量拠出金対応編の案(2026年10月13日〜10月26日 意見募集)では、容量拠出金の総額は各オークションの約定結果に基づく容量確保契約金額の総額をもとに決定し、エリア別容量拠出金総額は、メインオークション分に供給計画第5年度のH3需要比率、調達オークション分に供給計画第2年度のH3需要比率、長期脱炭素電源オークション分に供給計画第5年度のH3需要比率を乗じて算定すると規定された(式1-1)。続きは登録で読めます
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経緯(会議ごとの記録・1 件)と分類
分類:テーマ 容量市場(メイン・追加・補完オークション) / 電源・設備 系統用蓄電池火力揚水 / 市場・制度 容量市場長期脱炭素電源オークション / 論点種別 精算・ペナルティスケジュール
  • 2026-10-13OCCTO 容量市場業務マニュアル 容量拠出金対応編(対象実需給年度2027年度)(案) 公表

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「現状」は経緯全体から書き直す上書き型、経緯は追記型。一次資料のみを根拠とし、二次情報は経緯に入れません。

▶容量市場のリクワイアメントとペナルティはどう変わるか公表
要するに2027年度実需給向けの業務マニュアル案が10月13日に意見募集にかかり、調整不調は契約変更せず金額請求、アセスメント対象容量は5月上旬に確認する扱いになった。

問い容量市場で落札電源が実需給期間に負うリクワイアメント・ペナルティは、2027年度実需給に向けて何が変わるか

現状(2026-10-13 時点)
2027年度実需給向けの実需給期間中の業務マニュアル6編(リクワイアメント対応4編、ペナルティ・容量確保契約金額対応編、容量拠出金対応編)の案が2026年10月13日から10月26日まで意見募集にかかった。前年度(2026年度向け)からの主な更新点は、調整不調電源の経済的ペナルティについて第73回 容量市場の在り方等に関する検討会の整理を受けて契約変更を行わず調整不調ペナルティ金額相当を請求する扱いを追記したこと、続きは登録で読めます
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経緯(会議ごとの記録・4 件)と分類
分類:テーマ 容量市場(メイン・追加・補完オークション) / 電源・設備 系統用蓄電池火力揚水 / 市場・制度 容量市場 / 論点種別 精算・ペナルティ
  • 2026-10-13OCCTO 容量市場業務マニュアル(リクワイアメント/ペナルティ・容量確保契約金額/容量拠出金 関係)(対象実需給年度2027年度)意見募集 補足説明資料 公表
  • 2026-09-30OCCTO 容量市場業務マニュアル 容量停止計画の調整業務編(実需給年度の2年度前に行う容量停止計画の調整) 公表
  • 2026-09-29OCCTO 容量市場 実務説明会(2027年度)開催案内 公表
  • 2026-09-01第76回 容量市場の在り方等に関する検討会 審議中

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「現状」は経緯全体から書き直す上書き型、経緯は追記型。一次資料のみを根拠とし、二次情報は経緯に入れません。

▶容量市場の包括的検証で仕組みは何が見直されるか取りまとめ
要するに制度は概ね適切と評価し、抜本変更は慎重に。指標価格や蓄電池の扱い、ペナルティなどの課題を、見直せるものからオークションに反映する。

問い容量市場の包括的検証(2025年度、広域機関が実施)を経て、容量市場の仕組みは何がどう見直されることになったか

現状(2026-09-01 時点)
2026年3月27日の検証報告書で、集中型の容量メカニズムは適切で容量市場は制度主旨に概ね適合すると評価し、抜本的な制度変更は慎重にとした上で、今後の検討課題を整理した:指標価格(Net CONE)の諸元、揚水・蓄電池の参加区分と調整係数、複数年契約と約定価格の下限、容量拠出金負担の緩和措置、続きは登録で読めます
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経緯(会議ごとの記録・4 件)と分類
分類:テーマ 容量市場(メイン・追加・補完オークション) / 電源・設備 系統用蓄電池揚水火力 / 市場・制度 容量市場 / 論点種別 市場設計精算・ペナルティ
  • 2026-09-01第76回 容量市場の在り方等に関する検討会 審議中
  • 2026-03-27第72回 容量市場の在り方等に関する検討会(資料3 検証報告書について) 取りまとめ
  • 2025-10-10Call for Evidence(2025年10月10日〜11月10日) 公表
  • 2025-04-23第63回 容量市場の在り方等に関する検討会(資料4 包括的検証の進め方) 公表

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再エネ事業への投資をご検討の方投資対象案件の事業性・収益性・リスクを、系統・収益・入札の見通しから評価します。案件に応じて共同投資にも対応します。実績:自社で発電所・系統用蓄電池を保有・運営、発電所売買(M&A)支援 29.5MW
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