洋上風力の入札

着床式洋上風力の FIT/FIP 入札の上限価格と、そのコスト前提。

この制度が関わる分野:風力発電(陸上・洋上)
前提この制度の基本的な仕組み(開く)
海洋再エネ整備法の対象外(港湾区域等)の着床式洋上風力は、調達価格等算定委員会が上限価格を定めて入札する。整備法の対象海域は別途、公募占用計画で選定される。

主な政策・制度の論点(7)

段階:決定取りまとめ審議中検討予定公表/ 各論点は「要するに」→「現状」→「経緯」の順に詳しくなります
▶洋上風力の落札後の物価変動調整の上限と下限はどう決まるか決定
要するに落札後に一度だけ物価変動を価格に反映し、上限は40%が基本で公募ごとに審議する。下限は1%で始め、2%への引上げは今後検討する。

問い価格調整スキーム(海洋再エネ整備法に基づく公募で選ばれた大規模な洋上風力について、落札後に一度だけ資材価格等の物価変動を基準価格・調達価格に反映する仕組み)で考慮する物価変動率の上限と下限は、どの水準に、どの手続きで決められるか

現状(2026-07-14 時点)
落札後1度のみ調整する「1回調整方式」で、物価変動率は資本費部分に相当する基準価格の7/10に連動させる(NEDO着床式洋上風力コストモデルによる資本費と運転維持費の比率7:3に基づく)。物価変動率の上限は40%を基本とするが、一律適用ではなく、他電源のコスト水準も勘案しながら公募の度に委員会で上限価格と併せて審議し、40%に設定すると過度な国民負担が生じると判断された場合は40%未満の水準を採用して公募占用指針に明記する。第1〜3ラウンドの事業者(長崎県五島市沖を除く)は、続きは登録で読めます
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経緯(会議ごとの記録・6 件)と分類
分類:テーマ 洋上風力の入札 / 電源・設備 洋上風力 / 市場・制度 FIT・FIP / 論点種別 価格上限精算・ペナルティ
  • 2026-07-14第115回 調達価格等算定委員会 資料1 審議中
  • 2026-01-09第112回 調達価格等算定委員会 資料1 審議中
  • 2025-03-21第103回 調達価格等算定委員会 資料1 決定
  • 2025-02-03調達価格等算定委員会「令和7年度以降の調達価格等に関する意見」 取りまとめ
  • 2024-11-26第99回 調達価格等算定委員会 資料1 審議中
  • 2024-11-21第30回 洋上風力促進WG合同会議 資料1 取りまとめ

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「現状」は経緯全体から書き直す上書き型、経緯は追記型。一次資料のみを根拠とし、二次情報は経緯に入れません。

▶着床式洋上風力の入札上限価格は事前公表か非公表か決定
要するに事前非公表で、開札後に公表する。応札者が少ない中で上限を意識した競争を促すためで、国の委員会の意見を尊重して経済産業大臣が決める。

問い着床式洋上風力(海洋再エネ整備法の適用外の海域に設置し、FIT/FIP の入札で支援先を選ぶもの)の入札上限価格は、事前公表と事前非公表のどちらで、どの手続きを経て決められるか

現状(2026-09-25 時点)
事前非公表(開札後に公表)で実施している。上限価格は非公開の調達価格等算定委員会で審議し、その意見を尊重して経済産業大臣が決定する。第1回34.0円/kWh、第2回・第3回24.0円/kWh、第4回も事前非公表。非公表を選ぶ理由は、続きは登録で読めます
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経緯(会議ごとの記録・5 件)と分類
分類:テーマ 洋上風力の入札 / 電源・設備 洋上風力 / 市場・制度 FIT・FIP / 論点種別 価格上限
  • 2026-09-25第116回 調達価格等算定委員会 審議中
  • 2026-02-05調達価格等算定委員会「令和8年度以降の調達価格等に関する意見」Ⅳ.3 取りまとめ
  • 2026-01-20第113回 調達価格等算定委員会 資料1 審議中
  • 2025-10-01第104回 調達価格等算定委員会 資料3 公表
  • 2024-11-26第99回 調達価格等算定委員会 参考資料1 公表

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▶洋上風力のサイト調査の対象区域はどう選ばれるか公表
要するに対象区域は都道府県が希望を出し、地元調整に主体的に関与することを要件に国が第三者委員会の意見を踏まえて選ぶ。2026年10月に和歌山県沖(東側)と鹿児島県いちき串木野市沖を新規選定。

問い洋上風力発電のセントラル方式(案件形成の初期段階から政府や自治体が関与して調査等を行う仕組み)において、JOGMECが基本設計に必要なサイト調査(風況・海底地盤・気象海象)を実施する対象区域は、どのような手順と基準で選ばれるか

現状(2026-10-08 時点)
経済産業省と国土交通省は、セントラル方式の一環として2023年度からJOGMECに洋上風力発電の基本設計に必要なサイト調査(風況・海底地盤・気象海象)を実施させている。対象区域は都道府県から希望を募り、有識者による第三者委員会の意見を踏まえて両省が選定する。2026年は4月7日から6月5日にかけて都道府県に希望を確認し5区域から早期の調査開始の希望があり、続きは登録で読めます
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経緯(会議ごとの記録・1 件)と分類
分類:テーマ 洋上風力の入札 / 電源・設備 洋上風力 / 市場・制度 FIT・FIP / 論点種別 参入要件スケジュール
  • 2026-10-08経済産業省・国土交通省 報道発表「洋上風力発電のセントラル方式によるサイト調査対象区域について」 公表

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▶洋上風力の上限価格はどのコスト前提で決めるか審議中
要するに30円/kWh程度までを案件形成の目安とする方針が示された。国内の建設費は想定を上回っており、海外並みのコスト低下は慎重に見極める。

問い洋上風力の FIT/FIP 入札上限価格と、海洋再エネ整備法に基づく公募の供給価格上限額は、どのコスト前提(国内の実績コスト、NEDO のコストモデル、欧州の学習効果)に基づいて設定し、どの価格水準までの案件形成を認めるか

現状(2026-07-14 時点)
洋上風力促進WG・洋上風力促進小委員会合同会議(第44回・2026年7月14日)で、産業基盤の構築を迅速かつ効率的に進める観点と国民負担の抑制と両立する観点から、基本的には発電事業としての条件に優れコスト効率的に事業を実施できる海域から優先的に案件形成を進めることが望ましく、30円/kWh程度までを案件形成にあたっての目安とする方針が示された。この水準は第1〜3ラウンド公募の供給価格上限額の最高値(29円/kWh)と概ね同水準。コスト前提については、続きは登録で読めます
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経緯(会議ごとの記録・5 件)と分類
分類:テーマ 洋上風力の入札 / 電源・設備 洋上風力 / 市場・制度 FIT・FIP / 論点種別 価格上限
  • 2026-07-14第115回 調達価格等算定委員会 資料1 審議中
  • 2026-02-05調達価格等算定委員会「令和8年度以降の調達価格等に関する意見」Ⅲ.2(9) 取りまとめ
  • 2026-01-09第112回 調達価格等算定委員会 資料1 審議中
  • 2026-01-08第115回 調達価格等算定委員会 資料1(第111回(2026年1月8日)の委員意見を引用) 審議中
  • 2025-11-10第38回 洋上風力促進WG合同会議 資料4 審議中

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▶洋上風力の公募の評価方法と選定後の規律はどう見直されるか取りまとめ
要するに保証金の引上げや価格調整の導入などを第4ラウンド以降に一律適用した。第1ラウンドの撤退を受け、価格点の設計や撤退時のルールを見直し中。

問い海洋再エネ整備法に基づく洋上風力の公募(促進区域ごとに公募占用指針を定め、価格点と事業実現性評価点で事業者を選ぶ仕組み)の評価方法と、事業者選定後の規律(保証金・計画変更)は、撤退や遅延を防ぐためにどう見直されるか

現状(2026-02-05 時点)
2024年11月21日の合同会議で制度見直しを取りまとめ、事業規律の強化とIRRの引下げを含むため第4ラウンド以降の応札・落札事業者には選択的な適用を認めず一律適用とした。内容は運転開始時期の設定、リスクシナリオへの対策の重点評価、保証金制度の見直し(第二次5,000→10,000円/kW、第三次13,000→24,000円/kW、遅延期間に応じて段階的に没収)、ゼロプレミアム水準の考え方、価格評価点のあり方、セントラル方式によるサイト調査の基本化、主要製品に係る計画変更要件の整理、価格調整スキームの導入。続きは登録で読めます
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経緯(会議ごとの記録・5 件)と分類
分類:テーマ 洋上風力の入札 / 電源・設備 洋上風力 / 市場・制度 FIT・FIP / 論点種別 参入要件精算・ペナルティ市場設計
  • 2026-02-05調達価格等算定委員会「令和8年度以降の調達価格等に関する意見」Ⅳ.3 取りまとめ
  • 2025-11-10第38回 洋上風力促進WG合同会議 資料2 審議中
  • 2025-08-06第34回 洋上風力促進WG合同会議 資料2・資料3 審議中
  • 2025-03-10第31回 洋上風力促進WG合同会議 資料1 公表
  • 2024-11-21第30回 洋上風力促進WG合同会議 資料1・資料2 取りまとめ

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▶着床式洋上風力の入札はどの頻度と容量で実施されるか決定
要するに例年秋に募集190MWで実施する。前回は事業計画の提出がなく延期し、2025・2026年度の2年で1回とした。次回は2026年10月に受付。

問い着床式洋上風力(海洋再エネ整備法の適用外)の FIT/FIP 入札は、どの頻度・時期・募集容量で実施し、入札参加の要件である事業計画の提出や応札がなかった場合にどう扱うか(延期・中止・募集容量の見直し)

現状(2026-02-05 時点)
2023年度から改めて入札制を適用し、例年秋頃に実施。募集容量は第1回120MW、第2回以降は190MWを維持している。応札がない場合も入札自体は成立させ結果を公表しており、第3回(2024年度)は募集190MW・上限24.00円/kWhで事業計画0件・入札0件・落札0件として公表された。一方、続きは登録で読めます
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経緯(会議ごとの記録・4 件)と分類
分類:テーマ 洋上風力の入札 / 電源・設備 洋上風力 / 市場・制度 FIT・FIP / 論点種別 スケジュール調達量・募集量
  • 2026-02-05調達価格等算定委員会「令和8年度以降の調達価格等に関する意見」Ⅳ.3・Ⅳ.4 取りまとめ
  • 2026-01-20第113回 調達価格等算定委員会 資料1 審議中
  • 2025-10-01第104回 調達価格等算定委員会 資料3・資料4 決定
  • 2024-11-26第99回 調達価格等算定委員会 参考資料1 公表

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▶着床式洋上風力の次の入札の上限価格はいくらか審議中
要するに事前非公表で、開札後に公表される。募集は190MW、受付は2026年10月13〜26日、結果公表は11月2日。過去の上限は34.0円、24.0円/kWh。

問い洋上風力(再エネ海域利用法の適用外となる着床式)の FIT/FIP 第4回入札の上限価格はいくらか

現状(2026-09-25 時点)
上限価格は事前非公表で、開札後に公表する方式。過去の上限価格は第1回34.0円/kWh、第2回・第3回24.0円/kWh。第3回(2024年度)は募集190MW・上限24.00円/kWhで事業計画0件・入札0件。第4回は2025年10月14日開始予定だったが、電力広域的運営推進機関が2025年9月1日〜19日に受付した事業計画の提出が0件だったため第104回(2025年10月1日)で延期を決定。続きは登録で読めます
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経緯(会議ごとの記録・5 件)と分類
分類:テーマ 洋上風力の入札 / 電源・設備 洋上風力 / 市場・制度 FIT・FIP / 論点種別 価格上限スケジュール
  • 2026-09-25第116回 調達価格等算定委員会 審議中
  • 2026-02-05調達価格等算定委員会「令和8年度以降の調達価格等に関する意見」Ⅳ.3 取りまとめ
  • 2026-01-20第113回 調達価格等算定委員会 資料1 審議中
  • 2025-10-01第104回 調達価格等算定委員会 資料3・資料4 決定
  • 2024-11-26第99回 調達価格等算定委員会 参考資料1(電力広域的運営推進機関 2024年11月5日公表) 公表

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