水素基本戦略の目標と、水素・アンモニア発電(燃料アンモニア)

国の水素基本戦略が掲げる導入量・コストの目標と、その見直し。発電分野では、石炭火力へのアンモニア混焼、ガス火力への水素混焼が長期脱炭素電源オークションの対象になっており、燃料の供給・価格と発電側の制度がつながる。

この制度が関わる分野:水素・アンモニア
前提この制度の基本的な仕組み(開く)
水素基本戦略は 2017 年に策定され、2023 年 6 月 6 日に改定された。改定後の戦略は、水素等(アンモニアを含む)の導入量を 2030 年に年 300 万トン、2040 年に 1,200 万トン、2050 年に 2,000 万トン程度とし、水素コストを 2030 年に 30 円/Nm3、2050 年に 20 円/Nm3 とする目標を掲げ、15 年間でサプライチェーンに官民 15 兆円の投資を見込んだ。発電分野では、石炭火力へのアンモニア混焼(20% から高混焼へ)、LNG 火力への水素混焼が、長期脱炭素電源オークションの対象電源として位置づけられ、燃料の調達・価格と発電側の支援制度が一体で議論されている。水素・アンモニア政策小委員会が制度全体の審議の場で、GX 実行会議・産業構造審議会でも扱われる。本テーマは、戦略の目標・数値の見直し、燃料アンモニアの供給と混焼の支援、水素・アンモニア発電の制度上の扱いを追う。価格差支援・拠点整備支援の運用は別テーマ(水素社会推進法)で扱う。

主な政策・制度の論点(2)

段階:決定取りまとめ審議中検討予定公表/ 各論点は「要するに」→「現状」→「経緯」の順に詳しくなります
▶「水素大動脈構想」と重点取組はどう具体化されるか審議中
要するに2026年の重点取組は、FC商用車の重点地域と幹線道路で需要をつくる「水素大動脈構想」を核に、脱炭素オークション制度の改正、クリーン水素認証、水素調達1%宣言など。具体設計はこれから。

問い水素・アンモニア政策小委員会が2026年に示した「水素大動脈構想」を核とする重点取組(モビリティ起点の需要創出、脱炭素オークション制度の改正、クリーン水素認証など)は、どのような施策として具体化されるか

現状(2026-07-29 時点)
第17回小委員会(2026年4月21日、更新版は7月)の事務局資料は、最大の課題を価格低減と需要創出とし、①研究開発・商用実証(高温ガス炉、天然水素、触媒等)、②「水素大動脈構想」による社会実装、③国際展開・国際標準化・国際海運の3柱で重点取組を整理した。水素大動脈構想は、燃料電池商用車の重点地域(福島・東京・神奈川・愛知・兵庫・福岡)と幹線道路を中心に、続きは登録で読めます
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経緯(会議ごとの記録・2 件)と分類
分類:テーマ 水素基本戦略の目標と、水素・アンモニア発電(燃料アンモニア) / 電源・設備 水素・アンモニアEV・充電 / 市場・制度 水素・アンモニア支援長期脱炭素電源オークション / 論点種別 支援制度市場設計
  • 2026-04-21第17回 水素・アンモニア政策小委員会(資料2 当面の課題と今後の重点取組(案)) 審議中
  • 2026-03-27第16回 水素・アンモニア政策小委員会(資料1 当面取り組むべき課題) 審議中

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「現状」は経緯全体から書き直す上書き型、経緯は追記型。一次資料のみを根拠とし、二次情報は経緯に入れません。

▶水素等の導入量・コスト目標はどう設定され、見直されるか審議中
要するに導入量の目標は2030年300万トン、2040年1,200万トン、2050年2,000万トン。2026年は成長戦略の官民投資ロードマップで、4製品を軸に10年で官民7兆円の投資目標を議論中。

問い水素基本戦略とエネルギー基本計画が掲げる水素・アンモニアの導入量(2030・2040・2050年)と供給コストの目標は何で、官民投資ロードマップなどでどのように見直されるか

現状(2026-04-21 時点)
導入量の目標は、2030年に最大300万トン/年、2040年に1,200万トン/年(2023年6月改定の水素基本戦略)、2050年に2,000万トン/年程度。供給コストは第6次エネルギー基本計画で2030年に水素30円/Nm3(CIF)、アンモニア10円台後半/Nm3(熱量等価水素換算)を目指すとし、続きは登録で読めます
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経緯(会議ごとの記録・3 件)と分類
分類:テーマ 水素基本戦略の目標と、水素・アンモニア発電(燃料アンモニア) / 電源・設備 水素・アンモニア / 市場・制度 水素・アンモニア支援 / 論点種別 調達量・募集量スケジュール
  • 2026-04-21第17回 水素・アンモニア政策小委員会(資料2 当面の課題と今後の重点取組) 審議中
  • 2026-03-27第16回 水素・アンモニア政策小委員会(資料1 当面取り組むべき課題) 審議中
  • 2024-10-23水素社会推進法の基本方針(資源エネルギー庁) 決定

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